学科長挨拶

 

鳥取大学工学部電気情報系学科

2022年度 学科長 木村 周平 教授

 

時下,湖鳥会の皆様には,ますますご清祥のこととお慶び申し上げます.また日頃より皆様には大学の様々な活動に対して,ご理解並びにご支援を頂いていること,厚く御礼申し上げます.

さてこの度,湖鳥会の幹事をされている笹岡先生より,これまでの湖鳥会会報を廃止すること,代わりにWebページの充実を図ることを伺いました.ついにデジタルトランスフォーメーション(DX)の波がここまで来たかと感じるところです.紙には紙の良さがあると思いますが,昨今の物価高を考えればコスト削減の面からも仕方のないことかも知れません.また本学科が電気「情報」系学科であることを鑑みれば,むしろ遅すぎたと言えるかも知れません.しかし長く続く組織では,現状のまま決められた規則に従って大過無くやり過ごし,次代へ渡すことが出来れば重畳という考えに陥りがちで,変化には覚悟とエネルギーが必要です.それにもかかわらず今回の決断を下された湖鳥会役員の皆様には頭の下がる思いです.大変なことも多いと思いますが,Webの利点を活かしこれまで以上に充実した情報発信を期待しております.

電気情報系学科もまた少しずつ変化しております.これまで電気電子工学,コンピュータサイエンス,電子情報制御システムの3つの教育プログラムを設けていた本学科ですが,2023年度より新たに医工学プログラムを設け,4プログラム体制で教育を行っていく予定です.また笹岡,櫛田,西山の各先生が教授に昇任されました.全員が40歳代の若い教授です.さらに准教授として東野先生が着任されました.東野先生は30歳代です.若い方々の柔軟な発想を取り入れ,現状維持という誘惑に負けることなく,教職員一同,今後とも大学の発展のために邁進して参る所存です.湖鳥会の皆様には,社会の要請に合わせて変化する電気情報系学科へこれまでと変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます.

 

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