湖鳥会だより 第41号
2025年11月吉日
湖鳥会事務局
本メールは、既に湖鳥会へメールアドレスを登録されている皆様(メール会員)に配信しています。
■はじめに
「統計開始以来最も暑い夏」から解放されて、秋の過ごしやすい気候になっていましたが、今月からは打って変わり、”今季一番の寒気”が襲来して、各地で初雪ニュースのラッシュとなっています。北海道は11月前半としては
5年ぶりとなる大雪に見舞われ、青森でも”ドカ雪”となるなど、一気に冬の訪れを感じる寒さとなりました。急に気温が下がって、コートやダウンなどの冬服が必要になるなど、いつになく短い秋の気候だったと感じていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
「今年の冬は、12月頃に強い寒気や大雪の可能性があると予想されています。北日本~東日本は暖冬傾向ですが、西日本は平年並の寒さの見込みだそうで寒さのピークは1月下旬~2月上旬と予想されています。」この行は、生成AIによる回答です。従来であれば、天気に関係する「気象庁」や「ウエザーニュース」などのサイトを調べて情報を得ていましたが、生成AIを活用すると短時間で簡単に求める情報を得ることができます。
生成AIの活用は、世界的に急速に進んでいますが、地域や文化、必要性の認識によって普及速度に違いがあるようです。2025年時点の生成AI利用率調査によると、生成AIサービスを「使ったことがある」と回答した個人の割合は、中国:
81.2%、アメリカ: 68.8%、ドイツ: 59.2%、日本:
26.7%と日本では2023年度の9.1%から約3倍に増加したものの、国際的に見ると依然として低い水準です。
日本で生成AIを利用しない理由として最も多い回答は「生活や業務に必要ない」で、生成AIを業務で使用している従業員の割合も世界平均が43%であるのに対し、日本は16%と低くなっています。日本でAI活用が遅れている主な理由は、経営層の理解不足、専門人材の不足、情報漏えいなどのリスク懸念、そして企業文化や国民性といった複数の要因が複雑に絡み合っているためと言われていますが、国際競争力を高める為にも、業務効率化や生産性向上といった具体的な目標を設定し、業務を見極めることが重要と言われています。完璧主義がAI導入の遅れに繋がる場合があるといわれていますので、まずは小さく始めて、試行錯誤しながら参考・活用していくなど、いきなり「100点満点」を狙わないアプローチが重要ではないでしょうか?
■トピックス
・湖鳥会HPの新着情報 https://kocyoukai.com/
1) 湖鳥会HPに鳥取大学工学部電気情報系学科HPの新着情報をリンクしています。ぜひ、湖鳥会HPからリンクを辿ってご覧ください。今月の新着情報は次のとおりです。
・【受賞】電気情報系学科の中川匡夫教授が電波技術協会賞を受賞しました
・【学生受賞】電気情報系学科学生のグループが国際会議IEICE ISAP2025 Student Design Contest (Category A) でFirst Prizeを受賞しました
・【受賞】電気情報系学科 李 教授が国際会議IEEE Sensors
2025でIEEE(米国電気工学会)から感謝状(盾、Appreciation Award)授与されました
■ご意見・質問・相談・提案等の募集
湖鳥会活動の活性化に向け、皆様からの活発なご意見をお問合せフォームよりお寄せください。
湖鳥会事務局 お問合せフォーム
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