第18回コラム

はじめての国際学会

2026年度(令和8年度)鳥取大学院 持続性社会創成科学研究科 工学専攻 情報エレクトロニクスコース 修了 相見紗奈

はじめに

私にとって、今回が人生ではじめての国際学会への参加でした。大学4年生で研究を始めた当初から、「自分の研究成果を国際学会で発表すること」は一つの大きな目標でした。
国際学会は、研究成果を海外に発信するとともに、さまざまな視点に触れられる場でもあります。
本コラムでは、タイ・プーケットで開催されたSISA2025に参加した体験をもとに、初めての国際学会で感じたことや学んだことを紹介します。これから国際学会に参加する学生の参考になれば嬉しいです。

発表準備

私の発表形式は、ショートプレゼンテーションとポスター発表の二つでした。そのため、限られた時間でも研究内容が伝わるよう「わかりやすさ」を特に意識して作成しました。
ポスター発表は1時間半と比較的長時間であったため、発表練習だけでなく、想定される質問に対する質疑応答の準備にも力を入れました。当日は、説明の補助としてA4用紙にまとめたメモを数枚持参しましたが、他の参加者も同様にメモやタブレットを活用しながら、工夫して説明している様子が印象的でした。

発表当日

発表当日は不安と緊張でいっぱいでしたが、いざ話し始めると目の前の説明に集中し、時間はあっという間に過ぎていきました。一方で、伝えたい内容をその場でうまく英語にできず、もどかしさを感じる場面もあり、英語での発信力の重要性を改めて実感しました。
それでも、多くの方から質問をいただき、自分の研究に興味を持ってもらえたことは大きな励みになりました。「もっと分かりやすく英語で説明できるようになりたい」という新たな目標も生まれました。また、他の参加者の研究内容や発表の工夫、特にポスターの構成や見せ方などは非常に勉強になりました。

学会での交流

学会期間中は、他大学の学生と一緒にランチを取りながら、研究内容や将来の進路について話す機会がありました。同学年の学生も多く、中には「社会人になっても研究を続けたい」と語る人もいて、大きな刺激を受けました。
学会後のバンケットでは、同時期に開催されていた他分野の学会との合同で行われ、普段あまり接点のない分野の研究者と交流できたことも印象に残っています。
学会を通じて仲良くなった学生たちとは、「来年の国際学会でまた会おう」と話しています。その約束を実現できるよう、私自身もこれからさらに研究に励んでいきたいと思います。

 

最後に

今回、初めて国際学会に参加し、発表準備や当日の発表、参加者との交流を通して多くの学びを得ることができました。英語で研究内容を伝える難しさを感じる場面もありましたが、積極的な質問や議論を通じて大きな自信にもつながりました。
また、他の学生や研究者の発表を聞くことで、自分の研究を客観的に見つめ直し、今後の課題や目標を明確にすることができました。今回の経験を生かし、次回はより自信を持って発表できるよう研究に励んでいきたいと思います。
最後に、本学会への参加にあたりご指導・ご支援いただいた情報通信研究室の皆様、ならびに湖鳥会の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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